湯田地区コミュニティ運営協議会
 
 
湯田地区民生委員児童委員協議会

 

 民生委員は厚生労働大臣から委嘱された非常勤の特別職地方公務員で、任務は地域において常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努めることとされており、「児童委員」を兼ねています。

 児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」に指名されています。

 民生委員制度は、大正5年の地方長官会議において、天皇から「県下の貧しい人々の状況はどうか」とご下問を受けた当時の岡山県知事(笠井信一氏)が、それをきっかけに、悲惨な生活環境にある人々を救うため、ドイツの「救貧委員制度」を参考にして作った「済世顧問制度」がその起源とされています。

 現在の民生委員の職務は民生委員法第14 条に次のように定められています。

  1 住民の生活状態を必要に応じ適切に把握しておくこと

  2 生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うこと

  3 福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供、その他の援助を
   行うこと

  4 社会福祉事業者と密接に連携し、その事業又は活動を支援すること

  5 福祉事務所その他の関係行政機関の業務に協力すること

  6 その他、住民の福祉の増進を図るための活動を行うこと

 山口市の民生委員児童委員は438人、主任児童委員は43人です。湯田地区では24人の民生委員児童委員、2人の主任児童委員が活動中です。

 民生委員児童委員の仕事は多岐にわたりますが、現在、湯田地区では要援護者や一人暮らしの高齢者に対する安否の確認活動に重点を置いています。

 これは民生委員制度創設90周年記念事業として、平成18年から取り組まれてきた「民生委員児童委員発 災害時一人も見逃さない運動」に基づくものですが、平成19年に発生した「石川県能登半島地震」、「新潟県中越沖地震」では、この運動で日頃の活動のなかで作成した「要援護者台帳」や「災害福祉マップ」により、被災地の独り暮らし高齢者等の安否を迅速に確認することができ、高い評価を得ました。

 また、平成22年7月、東京都において111歳の男性が自宅で白骨化しているのが発見されました。これをきっかけに戸籍や住民票に記録が残っているものの、実際には生存が確認されていない高齢者が多数存在していることが判明し、災害時だけでなく、日常的な高齢者存在確認の必要性がクローズアップされ、民生委員児童委員による地道な活動に期待が寄せられています。

 もちろん、生活相談や情報提供、福祉関連行事等の活動も継続して行っていますので、気軽に声をかけていただきたいと思います。

 
   
  湯田地区コミュニティ運営協議会 〒753-0056 山口市湯田温泉5丁目5-50
電話 050-5207-1658