「野球狂の詩」をご紹介

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●　「野球狂の詩」をご紹介　in　「竹の歌が聞こえる」

上の画像は、講談社ＫＣスペシャル第９集。
豪華版コミックスとして全10集で発行されたもの。
現在は中古で入手。

●　原作　水島新司
●　1972年～1978年
　　月刊少年マガジン不定期連載
●　講談社漫画文庫　全13巻

1977年　実写映画化
　　　　　　（主演・木之内みどり）
1977年　テレビアニメ化
1979年　外伝連載
1985年　実写ドラマ化
　　　　　　（主演・斉藤由貴）
1997年　平成編連載
2000年　新・野球狂の詩連載
2005年　「野球狂の詩 VS ドカベン」

●　最終更新： 2009/07/31

■　DVD HDリマスター版　日活実写版　「野球狂の詩」　発売
2009年07月17日　ハピネットの、[　NIKKATSU COLECTION ]　シリーズから。
	[ amazon で購入 ] N IKKATSU COLLECTION 野球狂の詩 HDリマスター版 [DVD]

■　コミック文庫　新装版　「野球狂の詩」　水原勇気編

2009年2月～4月　講談社漫画文庫

■　水島新司キャラクターズ　”野球群像”　■

KONAMI から発売されていた
彩色済みフィギュアシリーズ。
当然、箱を開けてみないと
何が入っているかわからない（笑）

「あぶさん」は、
南海ホークス時代のユニフォーム（泣）

最近までホビーショップに
並んでいたが、今なら、
「まんだらけ」とかの方が確実に入手できる。

	●　顔の造形にコダワリを感じる。 ”よれよれ18番”　岩田鉄五郎


●　世界一美しいアンダースローのラインを再現。”ドリームボール”　水原勇気



●　特別に「ドカベン」シリーズも。左から里中、山田、「ぐわんがらがっきーん」岩鬼　　　殿馬も手に入れなければ（泣）・・・土門とか五郎は存在しない・・・「前略、土門さん。」　　　シークレットは　”花子はん”　・・・ということも絶対ない、念のため。

Yahoo ! 動画　で配信　（有料）

今、「Yahoo ! 動画」で、
アニメ　「野球狂の詩」全25話が配信されています。
試聴は、入会が必要で、有料です。
サイト自体のアクセスは無料なので、
「あらすじ紹介」を見るだけでも楽しめますよ。

☆　Yahoo! 動画
http://streaming.yahoo.co.jp/p/y/nac/10025/

01	「水原勇気登場」
02	「女投手誕生」
03	「燃えろ！勇気の初登板」
04	「なぜ？！ボーリングに挑む勇気！」
05	「連敗メッツ　何処へ行く！」
06	「やった武藤！初ホーマー！」
07	「泣くな勇気　さまよう魔球！」
08	「ドリームボールは夢か！？メッツ大ピンチ」
09	「再び対決の時！出るかドリームボール」
10	「泣くな武藤！あれがドリームボールだ」
11	「魔球がゆれた！はばたけ勇気」
12	「よれよれ18番」
13	「北の狼・南の虎（前編）」
14	「北の狼・南の虎（後編）」
15	「スラッガー藤娘」
16	「ウォッス10番」
17	「ガッツ10番」
18	「白球七五三」
19	「脅迫スリーラン」
20	「スチール100円」
21	「鉄五郎のバラード」
22	「熱球白虎隊」
23	「メッツ買います」
24	「おんぼろルーキー」
25	「コンピューター審判」

「野球狂の詩・平成編」
１９９７年「ミスターマガジン」連載
講談社よりコミックス全３巻

「新・野球狂の詩」
（連載時「野球狂の詩2000」）
2000年「モーニング」連載
2004年～「別冊コミック・モーニング」連載

おおまかに２作品の違いをいえば、
平成編は連続ドラマ、新野球狂は一話完結という組み立てです。
平成編で20年後のメッツの新時代を描き、
新野球狂で新たなドラマを描いていく。

新野球狂第二巻では、東京メッツにものすごい変化が起こります！
これにはビックリです。
・・・まだ読まれてない方のために内緒ですけど。

旧・水原勇気編のような長編ドラマはありませんが、
一話完結のリズム感はその度々の起承転結が明確。
鉄五郎や水原の”奇策”は健在！
前作を見てなくても鑑賞しうるのですが、
やはりそれぞれのキャラクターの性格などを周知の上で
読まれるほうが楽しめます。
”前作を超えるもの”を期待するのではなく、
”前作のキャラたちが今、どのようなドラマを作っていくか”
というつもりで読めればかなり楽しめる作品です。

< キャラクター >

●　岩田鉄五郎

行方をくらまし、全国の野球少年のコーチをして歩いていたが、
メッツ球団最後の舞台の為、再び国分寺球場に戻ってくる。
しかし７３歳の鉄五郎の力投にオーナー代行は身売りを撤回。
監督兼投手としてメッツを引っ張っていく。

●　水原勇気

専業主婦として暮らしていたが、身売りを目前に控えたメッツ
の試合で鉄五郎の後、ストッパーとして再びマウンドにあがる。
そして復活した岩田メッツではピッチングコーチに抜擢。
そして「新野球狂」では選手復活！
主役として描かれる事はなくなったが、
かなり”奇策”を使うコーチ兼投手として異彩を放つ。

五利監督はヘッドコーチとして鉄五郎を補佐。
鉄五郎が退場の時は監督代行としてチームを引っ張る。

「北の狼」火浦健は岩田超えをめざし、宿敵”大阪ガメッツ”の監督となる。

女性投手第二号として国立の娘、珠美が登場！
水原からドリームボールを伝授される。
鉄五郎の孫、武司は打者としてガメッツで活躍。
そして今回、メッツのエースとして新キャラ　”青田心太郎”が登場。

「野球狂の詩 VS ドカベン」

2005年「モーニング」連載
講談社よりコミックス全１巻、
2006年2月8日発売。

「ドカベン VS 野球狂の詩」

（ドカベン・スーパースターズ編11巻）
2005年「週刊少年チャンピオン」連載
秋田書店よりコミックス全1巻、
2006年3月10日発売。

2005年の日本シリーズ。セ・リーグ優勝は、、札幌メッツ。（野球狂の詩）
パ・リーグ優勝は、東京スーパースターズ。（ドカベン）　という夢の対決。

その第一試合の模様を、
主に岩田鉄五郎の視点から描いたのが、「野球狂の詩 VS ドカベン」、
山田、岩鬼の視点から描いたのが、「ドカベン VS 野球狂の詩」。
「ドカベン VS 野球狂の詩」は、ドカベン・スーパースターズ編11巻でもある。

キャラクターの設定上、メッツは投手にスポットが、
スターズは野手にスポットが当たる。
注目の対決は、「山田太郎 VS 水原勇気」、
「岩鬼正美 VS 岩田鉄五郎」！！

----------　★★★　----------
遅い更新で、ゴメンナサイ・・・泣。

　セ・リーグ万年最下位の東京メッツ。
その年のドラフトの目玉は法政大学の沢村、彼の希望はメッツ入団。
相思相愛と思われたが、メッツの１位氏名は無名の高校生、水原。
本人は進学の意思が強く、入団を拒否。

　しかしそれ以上に問題なのは、”彼女”　は
「プロ野球協約」で入団できないのだった。
メッツの老齢投手、岩田鉄五郎がほれ込んだこの投手・・・
だがチームメイトからも疑問の声があがる。
そして入団が実現するまでが前半のヤマ場となる。

　二軍からのスタート、そこではは”鬼軍曹”　武藤とバッテリーを組む。
武藤は、水原が　”魔球”　で巨人の王を三振に取る夢を見る。
実際に　魔球　”ドリームボール”　も完成まじかになった頃、
武藤は広島にトレードに出される。

　武藤は不屈の努力で、広島でついに代打として、一軍の試合に出場。
ドリームボールを敵の打者として迎える事になるのだったが・・・。

　文庫版　１１巻

　当時、スポーツ根性物全盛の時代。
その上、女性投手プロ入団というストーリーで
女性からも支持を受け、その人気から、まず実写映画化されます。

　水原役には当時アイドル歌手の木之内みどり（現・竹中直人夫人）
岩田鉄五郎には小池朝雄（コロンボの声ね♪）、
五利監督には谷啓という配役。

　同年、フジテレビの特番で、野球協約改正までの話をアニメ化。
声優は、水原は同じく木之内みどり、
鉄五郎には西村晃（二代目水戸黄門）。

翌年から、月に一度のペースで水原勇気編シリーズ化。
当時夜の八時から九時までのアニメ番組というのは異例中の異例。

この時の声は最終的には、信沢三重子（コナンのラナ、魔女の宅急便のママ）、
納谷悟朗（銭形警部、ショッカーの首領）。
　そして翌年には毎週１時間番組となる。
年一回から月一回、そして週一回・・・すごい話。

　８０年代には斉藤由貴主演で２時間ドラマが制作。

　　文庫版　５巻

水原勇気編以外にも傑作は多く、代表的なのは、前後編で放映された本作。
主題歌もこの回の為だけに作られ、１時間半の劇場版にもなりました。

”北の狼”　こと火浦健の声には、
曽我部和恭（←和行）（星矢のジェミニのサガ、破裏拳ポリマー）、
曽我部さんは、2001年に声優を引退されました。

”南の虎”　こと王嶋大介の声は、
1979年の劇場版は、森功至（ガンダムのガルマ、ガッチャマン）。
テレビ版には、作間功（ド根性ガエルのモグラ、侍ジャイアンツのアナウンサー）。

文庫版６巻

あらすじ　

ある雪の日、双子の母が生活苦から、
我が子達を捨ててしまう。
ひとりは、”人切り政”　と呼ばれる
極道に育てられる火浦健。
もうひとりは、王嶋財閥に育てられる、王嶋大介。

政は健の為に組抜けをしようとして、殺される。
健はカタキを打って少年院にいく。
その後、投手として東京メッツ入団。

一方、大介は何不自由なくドラフトで
タイガースの打者となる。
まるで境遇の違う兄弟が、
プロ野球という世界であいまみえる。

本作はキャストが時々入れ替わっていたのですが、
私にとって印象深かったパターンを紹介させてもらいます。
（その日のアフレコに出席された方の中で、ダブルキャストとかされてたようです。）

実在の野球選手も当然登場するので、国立の声の富山敬さんが、
江夏豊氏の声を演じられたりとかもあります。

岩田鉄五郎は、イメージ的に納谷さんが強いですが、実に３人の方が声を演じてます。
劇場版ルパン三世でマモーを演じたり、二代目水戸黄門でも有名な西村晃さん、
「ジャングル大帝」でブブを演じた北山年夫さん。そして納谷悟朗さん。

キャラ	ポジション	特徴	声優	他の出演
水原勇気	投手	女性発のプロ選手	信沢三重子	ラナ（未来少年コナン）
岩田鉄五郎	投手	54歳現役投手	納谷悟朗	沖田十三（宇宙戦艦ヤマト）
五利一平	監督	鉄五郎と同期	雨森雅治	パパ（天才バカボン）
火浦　健	投手	メッツのエース	曾我部和行	ポリマー（破裏拳ポリマー）
国立玉一郎	内野手	歌舞伎の女形	富山　敬	桜友蔵（ちびまる子ちゃん）
岩田　清志	投手	鉄五郎の娘婿	鈴置洋孝	ブライト・ノア（ガンダム）
日の本盛	投手	いつも酔っ払ってる	山田康雄	ルパン（ルパン三世）
野呂甚久寿	外野手	頭脳派。いつもジンクス	肝付兼太	骨川スネ夫（ドラえもん）
武藤兵吉	捕手	二軍で水原を育てる	今西正男	魔王デカンダ（サンダーマスク）
山井英司	記者	水原の可能性に注目	古谷　徹	星飛雄馬（巨人の星）

　文庫版コミックス　　「野球狂の詩」

DVD BOX-SET　テレビ・アニメ　「野球狂の詩」

野球狂の詩 DVD-BOX
水島新司

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CD 放送30周年記念　「野球狂の詩」

放送30周年記念野球狂の詩
TVサントラ堀江美都子水木一郎

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CD 「野球狂の詩」オリジナル・サウンドトラック

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(12)
オリジナル・サウンドトラック野球狂の詩
熊谷弘コロムビア・オーケストラ

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野球狂の詩　（スキャット：堀江美都子）
鉄五郎のテーマ　-執念、気迫-
勇気の愛　-愛、希望-
ハードトレーニング
　-楽しいトレーニング、新しい世界への旅立ち-　（スキャット：堀江美都子）
勇気のテーマ　（歌：堀江美都子、作詞：水島新司）
勇気の悲しみ　-勇気の悲しみ、悩み-
男の哀愁　-光と影、さまよう男のうしろ姿-
ドリームボール
　-やがて迫りくる敵への不安、はたしてドリームボールは、
　ドリームボールへの期待と動揺-
技と力そして美しい別れ
　-ドリームボールはあるのか、ないのか、強敵鉄五郎、心の敵、
　ドリームボールは投げられた、人の愛と別れ-

作曲：渡辺宙明、　指揮：熊谷　弘、　演奏：コロムビア・オーケストラ

CD 「水島新司の世界」

水島新司の世界
特殊企画

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野球狂の詩　（スキャット：堀江美都子）

勇気のテーマ　（歌：堀江美都子）

北の狼　南の虎　（歌：水木一郎）

かあさんの灯火　（歌：水木一郎）

栄光の彼方へ　（歌：水木一郎）

夕暮れのグランド　（インストゥルメンタル）
　

青春の歌が聞こえる　（歌：荒木とよひさ）

一球さん　（歌：堀江美都子）
　

がんばれドカベン　（歌：こおろぎ'73）

ああ青春よいつまでも　（歌：こおろぎ'73）

九人のマーチ　（歌：杉並児童合唱団）

きみこそみんなのアイドルだ　（歌：こおろぎ'73、杉並児童合唱団）

青春フィーバー　（歌：コロムビア・オールスターズ）

太陽の子　（歌：コロムビア・オールスターズ）
　

あぁ野球狂　（歌：水島新司）

草野球ニュース　（歌：水島新司）

発売元　：　日本コロムビア

歌い出しを書いてみました・・・なつかしい?

「野球狂の詩」より
１．野球狂の詩	堀江美都子	チュチュチュ・ラララランララ♪
２．勇気のテーマ	堀江美都子	たたかいの広場に　おとこの広場に♪
３．北の狼南の虎	水木一郎	弟よおまえは　しあわせをつかんで欲しい♪
４．かあさんの灯	水木一郎	あばよ暗い部屋の　片隅に♪
５．栄光の彼方へ	水木一郎	男はだれも　ヒーローだから♪
６．夕暮れのグランド	インストゥルメンタル	♪
「一球さん」より
７．青春の歌が聞こえる	荒木とよひさ	君にも聞こえているか　あの歌声♪
８．一球さん	堀江美都子	さわやかな風に　あなたの笑顔に♪
「ドカベン」より
９．がんばれドカベン	こおろぎ’７３	とれないボールが　あるものか　♪
10．ああ青春よいつまでも	こおろぎ’７３	青春ってなんだ？　あの白い球！♪
11．九人のマーチ	杉並児童合唱団	仰げ太陽　ひるがえれ旗♪
12．きみこそみんなのアイドルだ！	こおろぎ・杉並児童	陽に焼けた顔　すずしい瞳♪
13．青春フィーバー	水木・堀江・ささきいさお	ふりしぼる汗　それが青春♪
14．太陽の子	水木・堀江・ささきいさお	光の匂い　風の歌　握るボールが知っている♪
「水島先生作詞・歌唱」
15．あぁ野球狂	水島新司	男ざかりが　祈りをこめた♪
16．草野球ニュース	水島新司	お山の大将　おれひとり♪

■　映画「野球狂の詩」 (1977)

野球狂の詩 [DVD]

1977年03月19日公開　日活
上映時間　93分

DVD　2002年発売

監督：加藤彰
脚本：大工原正泰、熊谷禄郎
音楽：高田信

出演：木之内みどり
小池朝雄、高岡健二
藤岡重慶、野村克也
谷啓、犬塚弘

■　テレビドラマ「野球狂の詩」　（1985）

1985年01月07日　
19：30～20：54　フジテレビ

DVD　2002年発売

脚本：奥津啓治

出演：
斉藤由貴、伊東四朗
野々村真、上條恒彦
宍戸錠、犬塚弘
中島唱子、岡田真澄

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