五月 (皐月) さつき    
 
5月5日は「端午の節句」別名「菖蒲の節句」現代では、「こどもの日」と呼ばれています。

 端午とは五月はじめ(端)の「午(うま)の日」のこと。  元は古代中国から伝来し、
 最初は早乙女たちが菖蒲を束ねて軒に挿し 田の神様を祭ったのが始まりだったようです。

 「菖蒲」は「尚武」に通じている事から
男児の誕生と成長を祝う日となり、身を守る鎧兜や
 武者人形・家紋の幟(のぼり)やこいのぼり(鯉は"登竜門"中国の竜門で急流を登りきった鯉は
 竜となって天をかけめぐるとの故事があり、生命力の強い出世魚。
 鯉の寿命は30〜40年、長寿は100年以上生きるといわれています。)
高さ 13,5cm
「五月人形」若武者

この日、粽(ちまき)や柏餅を食べます。粽は中国の風習ですが、柏餅の柏の葉は 枝からなかなか
落ちないという縁起のよいもの。 
またこの日、菖蒲湯に入ると夏バテしないとか・・・・ぜひ お試しあれ。

              「 風林火山 

 はや
 疾きこと 風の如く
      しず
    徐かなること 林の如く
           しんりゃく
       侵掠すること 火の如く
                  うご
           動かざること 山の如し

これは、展示用にレイアウトしたものですが、2007年はやっぱり、
「風林火山」ですよね〜。
…というわけで、武田の軍旗で飾ってみました。

お人形は小さいのですが、端午の節句に 床の間に
こんな感じで、三段飾りにしてお客様をお招きするのも
 チョット豪華でいいなぁと思いました

                        長沼 隆代


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