毛利博物館


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企画展「うつくしいもの−毛利家のお雛さま−」はじまりました!!
更新日:2023年02月08日(水)
いまだ寒い日が続きます。
とはいえ毛利氏庭園では、冬の終わりを告げるウメやツバキ・アセビのつぼみが、今にもはじけそうにふくらんでいますので、春はそこまで来ているようです。

毛利博物館では、この時期恒例の、毛利家伝来の「お雛さま」を公開しています。
今年は、幕末の藩主毛利敬親(たかちか)夫人の都美姫(とみひめ)の雛人形と雛道具を公開しています。御所をイメージした御殿の飾りに、男女の内裏雛(だいりびな)ほか、公家や官女(かんじょ)・楽人(がくじん)・白丁(はくちょう)など、あわせて30体以上の人形が一揃いの豪華なお雛さまです。
作ったのは、精巧な雛道具を大奥などにも納めていた江戸は上野池之端の七沢屋(ななさわや)、この雛道具も大小あわせて200点以上のかわいらしい婚礼道具です。

そのほか、同じ時代の衣裳や調度、人形衣裳など、毛利家の女性たちが慈しんだ美しい品々を公開しています。

ぜひこの機会に毛利博物館にお越しください。
会期は4月9日(日)までです。
会期中毛利氏庭園ではウメやツバキ、サクラなどが見頃を迎えます。あわせてご覧ください。