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◆雪舟生誕600年記念事業 
特別企画展「風水のまち山口」開催


令和2年9月16日から11月15日まで、大広間展示室で、企画展「風水のまち山口」を開催しました。


山口は室町・戦国時代西の京として繁栄し、幕末には維新策源地として大きな役割を果たしました。その原点には大内氏の、風水によるまちづくりがあったといわれます。

山並みを背にして南に開け、前面に河川を臨み、四神獣(玄武・青龍・朱雀・白虎)によって四方を守られた、龍脈から流れ込んだ気を逃がさず保つ、風水にかなった地・山口に大内氏は館をおきました。

雪舟生誕600年記念事業として、雪舟も生きた中世の風水の姿をとどめる山口に、いまに伝わるパワーの源を探る企画展です。




 

「風水って何?」コーナーでは、風水やその専門家である陰陽師などについて説明。陰陽道と関わりの深い「天文学と星占い」の関連資料として、中国で星占いに使われていた星図をもとに、江戸時代初期天文暦学者渋川春海が日本の地名をあてはめて作った天文分野之図(山口県立山口博物館蔵)の複製パネルを展示しました。

「大内氏の風水 山口の風水」では、大内氏が京都から陰陽師を招き、山口の地形にあわせた風水でまちづくりを行ったことを紹介、山口の風水を語るうえで欠かせない史料「山口古図」(山口県文書館蔵)の複製パネルも展示しました。京都と違って東西南北から少し傾いた町割りから風水的意味はどのように読み取れるでしょうか?


 「山口風水めぐり」では、大内氏ゆかりのお寺や神社、史跡などのパワースポットを、背景をなす山並みの写真とともに、風水的な視点をまじえて紹介しました。ひと味ちがった視点でまちめぐりを愉しむための参考にしていただけると幸いです。
  

 大内氏時代以来とされる陰陽師の末裔が伝統芸能「万歳」の際にかぶっていた鶏烏帽子(山口県文書館蔵)の複製パネルも展示しました。むかしの暦や天文図とともに、当時の人の世界観を想像する手がかりになるかも。

畳に敷いた大内文化特定地域空撮写真マット(山口市教育委員会蔵)は、ドローンよりさらに高い目線で山口を俯瞰的に見ることができ好評でした。山口古図に沿った配置で山口の町を守護しているイメージで四神獣が浮かんでいます。


同時開催企画展示「座敷にのぞむ山水~料亭の屏風~」では料亭菜香亭で飾られていた屏風のうち、佐伯圭山筆「山水図屏風」(前期:9月16日~1015日)、伝雲谷等益筆「山水人物花鳥図屏風」(後期:1016日~1115日)を展示、山を龍脈に見立てて鑑賞することも。


東面には掛け軸として狩野栄信筆「昇龍図」(前期)に狩野探信筆「寿老人図」(後期)、いまに息づく陰陽五行の例として干支香合を配し、風水的世界観をあじわえる構成となりました。

本企画展は山口ゆめ回廊博覧会「ゆめ散歩」風水パワスポ巡り(103日・24日、1114日)にあわせた開催期間となっており、まちあるきに参加された方も観覧されていました。 

     
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