横浜紀行      


9月16日、17日に港町として知られる「横浜」に行ってきました。
「横浜」は、その昔、「ハマトラ」というファッションの発祥の地でもあり、また、日本最大の中華街や古い煉瓦造りの建物などがある
おしゃれな街として知られています。

※ 「ハマトラ」・・・「ヨコハマ・トラディショナルファッション」の意味で、今から30年位前に、ブレイクしたファッションです。
 聞くところによりますと「フクゾー」のベスト、カーデガン、ハイソックス、「ミハマ」の靴、「キタムラ」のバックが定番だったそうだよ。

最近では、港湾施設があった地域を再開発した「みなとみらい21」が、ショッピングセンターや遊園地、映画館、美術館など様々な
施設が集まっていることから、人気のスポットだそうです。

  さて、話は前後しますが、初日の16日から
 順に横浜紀行についてお話しますね。

          

 お昼過ぎに新幹線「新横浜駅」に着き、 待ち合わせていた友人と合流し、
まずは、新横浜駅から歩いて5分の所にある「ラーメン博物館」へ。

 ラー博(入館料300円)の中に足を踏み入れると、地下にある商店街や
飲食街は、昭和33年当時の街並みが再現してあり、どこか懐かしさを感じ
させるレトロ風に造られていました。

  その中には、全国のラーメン激戦区を勝ち抜いた、ご当地ラーメンが8店舗入店しており、それぞれの味を競い合っています。
 おいらは、熊本ラーメン「こむらさき」で王様ラーメン(800円)を注文したのですが、他のお客さんのほとんどが、ラーメンの「小」
 を注文していて、案内をよく見てみると「ラーメンは、必ず1人で1杯を注文してください。ラーメン店をはしごしたい人には、『小』を
 用意してありますので利用してください」と書いてあるじゃん。

  「ゲゲッ!小にすれば良かった」と思ったときは、後の祭り。
  トホホと思いながらラーメンを食べましたが、そんな気持ちが吹き飛ぶ位にラーメンは美味しかったよ。

  “さすが、ラー博に出品しているだけはある”と感心しましたが、本場熊本の「こむらさき」で食べる王様ラーメンは560円って
 いうのはどうよって、ちょっとセコイかしら?

  それから横浜湾をクルージングしに行こうということになり、横浜市営バス+横浜市営地下鉄乗り放題(横浜観光エリア限定)
 の一日乗車券「みなとぶらりチケット(550円)」を購入し、「新横浜駅」から市営地下鉄を利用して「関内駅」まで行き、そこから
 タクシーで山下公園にある横浜クルージングの船着き場まで行きました。

 ここには、サザン・オールスターズのヒット曲『LOVERFFAIR〜秘密のデート〜』の歌詞に歌われている“マリーンルージュ”という
 白いクルージング船が有りますが、おいら達は、もう1隻の“マリーンシャトル”という白いクルージング船に乗船(1400円)して、
 午後3時30分に山下公園を出航。

 マリーンシャトル”は、みなとみらい21から赤レンガ倉庫先の船着き場へ
寄った後、やがて沖に向かいました。

 横浜ベイブリッジの下をくぐった後、大黒埠頭を左手に見ながら、更に
鶴見つばさ橋の下をくぐり、約1時間かけて横浜湾をクルージングした後、
もとの出発地点の山下公園に帰航しました。

 クルージング中に友人は「潮風が気持ちいいし、潮の香りも最高だね」
なんて言って、すっごく満足げな顔をしていましたが、おいらは鼻炎のせいか
潮の香りなんて全然満喫できませんでした。トホホA

                        


  クルージングを楽しんだ後、お腹がすいちゃったので食事をしようということになり、友人が前もって探しておいてくれたレストラン
 がある「横浜ランドマークタワー」へ行くことになり、山下公園から市営バスに乗り「桜木町駅」に移動しました。

  おいら達が行ったのは、ここの5Fにある自然式食堂「餉餉」(ke-ke)というバイキングレストランです。
  ここには有機野菜を中心に無添加で作られた料理が50種類以上も並べられていて、それぞれに上品な味付けがしてあり、
 お腹が一杯になってはちきれそうになるほど、これでもかと食べましたが、不思議と胸やけなんかもせずに程よくお腹に収まり
 ましたよ。 その後は、ホテルに移動して旅の疲れを癒したのでありました。(第1日目お終い)

  2日目の17日も「みなとぶらりチケット」を購入し、「桜木町駅」から市営
 バスに乗り「横浜中華街入口」(朝陽門)で下車して、中華街をそぞろ歩く
 事にしました。

  横浜中華街は、500メートル四方に500店以上のお店があり、そのうち
 の200店近くが中華料理の店だとか?神戸の中華街は2度行ったことが
 ありますが、横浜の中華街は初めてです。

  ここに来れば、広東、北京、上海、四川などの中国各地の料理が食べる
ことが出来ると聞いていましたが、あまりにも中華料理店が多いのにびっくり。
また、ウィークエンドだからかもしれませんが、人が多いのに2度びっくりで
した。


  で、おいら達は朝陽門(東)から天長門を経て朱雀門(南)に抜ける南門シルクロード沿いにあるチャイナテーマパーク
 「横浜大世界」(入館料500円)に行きました。

  この建物は古き良き上海を再現した8階建てのテーマパークになっていて、まず最上階の8階にエレベーターで行き、時の塔、
 時の回廊(8階)、匠の広場(7階)と順に展示品を見て回りました。

  時の舞台(6階)では、中国芸能の「雑技」(一輪車)のステージがあり、これを見ましたが、ここでは「京劇」「太極茶芸」「二胡の
 演奏」など本場中国のアーティストによるエンターテイメントが、上演スケジュールに合わせて、1回5〜15分のステージとして
 楽しめます。

  5〜2階は「美食中心街」の名のとおり、本場中国や国内の老舗名店や人気店が出店(11店舗)しており、お好きなお店で食べ
 たいものを注文して、それを自分のテーブルに運んできて、食べ比べが出来るようになっています。

  おいら達は、3階の「蘭蘭酒家」で、1個50gの特製餃子(ハーフ2個300円)、マンゴーソース入り杏仁豆腐(300円)を、2階の
 「武漢・黄鶴楼」で、あんかけチャーハン(600円)、角煮チャーハン(600円)を注文して食べました。

  でね、これが『まいう〜』のなんのって、あなた。『んまい!』の一言しか出ませんが、本当に美味しかったんだよ。
 おいら的には、また行きたいお店のひとつになってしまいました。

  さて、お腹がいっぱいになったおいら達は、中華街から横浜のベイサイドに点在する観光スポットを周遊するレトロ調のバス
 「あかいくつ」に乗車し、「横浜赤レンガ倉庫」へと移動しました。

 「横浜赤レンガ倉庫」は、今から約100年前に建てられた2棟の倉庫を外見
は、そのままに改装したそうです。倉庫に挟まれた広場では、何かのイベント
をやっていて人でごったがえしていました。

 また2棟の内部には、雑貨、インテリア、レストランなどのお店が並び、大勢
のお客さんが居てましたよ。

 この度の横浜紀行は、ここ「横浜赤レンガ倉庫」で終わりです。

 この他の観光スポットに、外人墓地や港の見える丘公園なども有りますが、
機会がありましたら、その時にゆっくりと見て回りたいと思います。
 おいらにとって『横浜』は、何度も足を運びたくなる街でした。
 但し、近ければのお話しですが・・・。