SAL(DL)用バルサリブ翼の製作
私が行った方法
まずwindowsパソコンで
翼型計算3.04(フリーソフト)で
AG08の翼型を読み込む
ばんさんの翼型計算のホームページ
http://www.katch.ne.jp/~hajime-b/
の道具箱をご覧下さい
プランク材厚みも計算してくれます
翼型計算でAG08をDXFファイルで保存
AdobeイラストレーターでDXFファイルを読み込み
再度トレースする
(次の行程のためポイントを10個程度にする)
Adobeイラストレーターが無い場合 翼型計算を駆使して
糊付き紙にプリントします
または Wing-proの方がリブに対応が良いと思います
ただしプランク材に対する計算は工夫が必要です
http://rc.acty-net.ne.jp/ml/rc/material/WingPro/
例題ではまち針で型紙を固定してますが 糊付き紙を使用すると
格段に効率が上がります
片翼で リブは8枚(+サーボハウス隔壁用用1枚)合計9枚

中央翼型18cm(1)
 翼端翼型12cm(8)を左右にリブ6枚分離して並べ
ブレンドツールでステップ数6で外寸が完成する
(最近のバージョンではブレンドの拡張コマンドを行い
中間図形を実体化する必要がある)

1mmバルサプランクするので
リブの上下各1mm薄くする必要があるが
削りしろを考え 各0.75mmにとどめた
(リブの図形を上下に分けて各々内側に0.75mm移動)

なお組むときは 0番リブは1と2の間に入る
(0番は1番リブの平面図から割り出し縮小して作った)

これをインクジェット用糊付き紙にプリントするか
又は糊付きシートに直接カットします

カッティングシートの場合
作ったリブ型をバルサ(この場合1.5mmミディアム)
に貼り不要部分を剥がす

糊付き紙の場合それをバルサに貼ります
で カッターで切り出す 所要時間20分
4mmカーボンパイプに通す
シートを剥がす
平面図の上で組む 虫ピンとバラスト併用
スパーのバルサ(2mm)は
リブとプランク材、カーボンパイプ
をくっつける役目だが
Tite-bond赤でリブとプランク材(1mm)にのみ
くっつける この時点でパイプを引っ張ると抜けてしまう


乾いたら ポリマー接着剤Super-Xで
カーボンパイプをくっつける
トラスリブも現物あわせで
前縁材と
エルロンの切り口の前後にもバルサ2本

エルロンもオールプランクリブ組となる
この方が1枚物から削るより遙かに軽い
中央接合部分 10*10mm堅木に4mm穴を開けて
カーボンの端にポリマーで接着
中央部3cmリブ間にはスクラップバルサを埋める
ネジ止めしますんで・・・
サーボハウスも加工しておきましょう
接着剤(Tite-bond赤)が固まったら裏返して
プランク
翼端 の処理 
堅木に4mm穴を開けて 指引っかけのペグ用の
穴も開けておく 4mmパイプ

強度的にもう少し堅木は大きくすべきだった

翼端はスパー部分から端まで3角形のリブを入れる
そのままではリブに段差が出来る
1mm*2mmバルサでリブキャップを接着
左右をエポキシで接合 上半角は5度くらい
マイクログラスで中央部を補強

サーボはBlue-Arrowの4.3gサーボ
厚さ8mmだからきれいに収まった
パイロットの0608サーボでもいいね
この機体はこちらです
第9号機 自作SAL Misty-DLG 2004/11

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