
回覧ファイル「若返りと長寿」(肉体的側面から)
(16回)
さて、この身体に関する肉体的な不安の原因となっている様々な要素を人が考
慮するなら、これは非常に興味深い研究対象であるのが我々には知られる。過剰
な治療が効果的な結果よりも多くの苦難をもたらすのは何処においてかというこ
と、言い換えれば、多くの処置が施された状況が、最初に苦難を生み出してきた
ものよりもかえって苦難としているのは何処であるかということを完全に立証す
るほどの状態である。肉体的要素と力がー大いにー依存するようになってしまっ
ている何処かでの状態―その刺激あるいは誘因のせいでー正常の経路を通して自
身を再び満たす身体のうちの誘因による固有の機能に基づくというよりも、むし
ろ処置された事あるいは状況が原因で。ここに証明され尽くしたごとく、この状
況の特徴について我々は次のように言及するー肉体的側面の身体は生命維持のた
めに機械的な条件に機械的に頼らないほうがいい。身体はその固有のエネルギー
の貯蔵庫を通して自身を築き補充するように機能しなければならない。すなわち
、固有の原子的諸力の中の世界は、創造の全過程が個々の人の肉体的存在のうち
で続けられるように同調して働かなければならない。それ故、この身体のー現在
の環境下でのこれらの状況のー必要性に対処するために、人はこの観点からその
条件を学び始めなければならない。
そして、人は、生命の蘇生のために与えられている生来の条件や肉体の内にあ
る創造的な要素―このことは一番大事な要素として陳述される―を壊そうとする
かもしれないが、そうすれば、そのような状況のもとで乱用されてきたものと同
じ経路を通して再び若返らされるという状況を必ず経験することになる。
それ故、現在のこの身体の必要性に対処するために、すでに存在している条件
―手の内にあるもの―からまず始めることである―そして身体の力を与えている
生命の諸要素は、自身のうちで生命の細胞の力を繁殖させる様々な法則の固有の
意志力によって蘇生されうる。その中で、原子の力は血液、骨、細胞、神経、そ
して諸力を同化しつつ生命を蘇らせる組織の様々に機能している腺を作り上げよ
うとしている。そのため、各細胞がいわば宇宙の諸力のあの最初の法則―固有の
存在の活動的な器官の中で自身を再生させる能力―を再現出来るように、組織の
うちで必要なものを回復させるための適切な誘因を各細胞自身のうちに持つこと
が許されている。それ故このことから、その基礎は細胞から成る神経組織の蘇生
と身体の血液供給を通してやってくることが分かるだろう。それは生命の蘇りの
為に必要なものを供給する血液の能力に関係しているが、同じ血流を通して、組
織の状態を壊したり妨げたりしがちなものを組織から運び去る能力とも関連づけ
られる。これらが共に連係して働くこと―これが、身体のうちから正常な力を取
り戻すための起点である。
(88−1 38歳女性 1928年1月24日)
※ エドガー・ケイシー:米国、ケンタッキー州生まれのカウンセラー。
特異な方法(催眠透視)により人々の相談に応じた。
20世紀最高の霊能者と評され、速記者によって遺された
記録(リーディング)は現在も多くの人に研究されている。
提供 「ケイシー情報」研究会
(翻訳 阿野和夫)