BACK
HOME
  ジュリー・デルピーについて
   
MAUVAIS SANG
[ MAUVAIS SANG ]

Filmography 1

1985 「ゴダールの探偵」

[ DETECTIVE ]

1985年 フランス

監督・脚本 ジャン・リュック・ゴダール
出演 ナタリー・バイ、ジョニー・アリディ、ジュリー・デルピー

パリのホテルに宿泊する、
探偵と友人、冷えた関係のパイロット夫婦、プロボクサー、マフィア。
借金と、ボクシングのイカサマでそれぞれは関わっているのだが、
物語の進行はそれぞれの友人や恋人、
同居人たちの関わりが中心に描かれる。

劇中、テレビの中の”映画監督” が
「私はわかりやすい映画を撮っている」といって見たり、
皮肉なパロディがところどころあったりする。
まだ ”少女” というおもむきのデルピーは一見の価値あり!

■ [DVD] 「ゴダールの探偵」

収録94分
フランス語 モノラル

[ amazon で購入]
ゴダールの探偵

[ HMV で購入]
Movie/ゴダールの探偵

1985 「汚れた血」

[ MAUVAIS SANG ]

1985年 フランス

監督・脚本 レオス・カラックス
出演 ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン、
ミシェル・ピコリ、ジュリー・デルピー

カラックスの美しい色彩感覚が堪能できます。
カラックス作品では「ポンヌフの恋人」よりこちらの方が好きです。
デルピーは嫉妬深いコワイ役 (ほんっと・・・すごい!)。

原因不明のウィルスが万延する近未来。
SF,犯罪映画、恋愛映画・・・様々なイメージを持つ異色作。
次回作「ポンヌフの恋人」は今作のビノシュ、ラヴァンが主役。


■ [DVD] 「汚れた血」

収録119分
フランス語 モノラル

[ amazon で購入]
汚れた血

[ HMV で購入]
Movie/汚れた血

1987 「ゴダールのリア王」

[ KING LEAR ]

1987年 アメリカ

監督・脚本 ジャン・リュック・ゴダール
製作 メナヘム・ゴーラン
出演 バージェス・メレディス、モリー・リングウォルド、
ウディ・アレン、ジュリー・デルピー、レオス・カラックス(!)

「リア王」を映画化をしていく過程で湧いてくる作家のイメージが
詩的なイメージでつづられる。
そして、製作サイドとのやりとりなど、内ネタ的な表現がおもしろい。

主人公の作家の背後には、いつも数人の”妖精”たちが後をつけているが
普通に人間の姿で、羽などは生えてません(笑)
その中の一人がジュリーデルピー。

本作品の中で映画化されようとしている「リア王」は、
イギリスの作家ウィリアムシェークスピアの悲劇。
リア王は、3人の娘に財産を譲ろうとする時、それぞれの愛情と信頼を
述べてみよ・・・と命ずるが・・・。

■ [VHS] 「ゴダールのリア王」

収録91分

[ amazon で購入] ※ ビデオ字幕版
ゴダールのリア王【字幕版】

1987 「パッション・ベアトリス」

[ LA PASSION BEATRICE ]

1987年 フランス

監督 ベルトラン・タヴェルニエ
脚本 コロ・タベルニエ・オヘイガン
出演 ジュリー・デルピー、
ベルナール・ピエール・ドナヒュー、ニルス・タヴェルニエ

「ルネサンス期イタリアの実在の人物、ベアトリーチェ・チェンチ。
実の父に愛され、束縛される娘。そして父を殺してしまう。

■ [VHS] 「パッション・ベアトリス」

収録131分

[ amazon で購入] ※ ビデオ字幕版
パッション・ベアトリス

1988 「天使の接吻」

[ L'AUTRE NUIT ]

1988年 フランス

監督・脚本 ジャン・ピエール・リモザン
出演 ジュリー・デルピー、リュク・トュイリエー
シルヴァン・ジャモア、テイエリー・レイ

家族で避暑地に向かう途中で両親が事故で死亡する。
その娘マリー(デルピー)は両親を殺した男に近づき恋人になり、
復習を遂げる。…こわいよソレ(ーー;)

邦題からロマンス物を連想してはならない。
当時19歳のデルピーはまだあどけなさの残る顔♪


「天使の接吻」 VHS
■ [VHS] 「天使の接吻」

収録91分
英語 モノラル

発売元:丸紅、アルシネテラン
販売元:松竹ビデオ事業部

1990 「僕を愛したふたつの国 〜 ヨーロッパ・ヨーロッパ」

[ EUROPA EUROPA ]

1990年 フランス・ドイツ

監督・脚本 アニエスカ・ホランド (秘密の花園)
原作 ソロモン・ペレル
音楽 ズビグニエフ・プレイスネル (トリコロール三部作)
出演 マルコ・ホーフシュナイダー、ジュリー・デルピー

ナチスから逃れる為、ドイツ人や共産主義者に成りすますユダヤ人。
反戦的なシリアスさの中においてどこかユーモラスな表現が光ります。
ジュリー・デルピーは主役の彼女役。

■ [VHS]
 「僕を愛したふたつの国 〜 ヨーロッパ・ヨーロッパ」

収録111分

[ amazon で購入] ※ ビデオ字幕版
EUROPA EUROPA

1991 「ボイジャー・運命の航海者」

[ VOYAGE (HOMO FABER) ]

1991年 米・仏・独・ギリシャ

監督・脚本 フォルカー・シュレンドルフ (ブリキの太鼓)
原作 マックス・フリッシュ (アテネに死す)
出演 サム・シェパード、ジュリー・デルピー、トレーシー・リン

このストーリーはお気に入りです。

ウォルターは船上で女子学生(デルピー)と恋に落ちる
オチは言えませんが悲恋ものです。
この作品が一番かわいそうな役かも?

■ [VHS] 「ボイジャー・運命の航海者」

収録118分

[ amazon で購入] ※ ビデオ字幕版
VOYAGER

1992 「「彼女」の存在」

[ WARZAWA ANNEE ]

1992年 ドイツ・フランス

監督・脚本 ヤヌス・キユフスキー
原作・脚本 イエジー・ヤニツキ
出演 ジュリー・デルピー、ランベール・ウィルソン、ハンナ・シグラ

第二次大戦下のワルシャワ。
収容所から逃げ出してきたユダヤ人夫婦。
途中、夫婦は離れ離れになり、男はあるドイツ人女性に慕われ、かくまわれる。
妻の行方がわかり、いっしょにかくまってもらう為、妻を妹と偽る。
だが夫とドイツ人女性が男女の関係にあることに嫉妬する妻。
そしてジェラシーの限界に達し・・・。
嫉妬する女性の役…って多いですね。

BACK
HOME