斉藤製作所のヘラクレス 制作記(2)      
甲板のチーク材を型紙
に両面テープを貼り
木材を置いていきます
この時点では接着剤は
使用しません。

本物は木と木の隙間に
黒いゴム(コールタール?)
がありそれにより木の伸縮
を吸収するようです。
それを再現するために
水性マジックで木の側面を
あらかじめ塗っておきます

なぜ水性なの?・・・あとで油性塗料を塗るので
油性マジックを使うとにじむからです
後で水性塗料を使うときは油性マジックを使います

右の船のデッキ部分

長崎帆船祭りの韓国のヨット 名前わすれた
甲板の接合はいくつか種類がある
が右の図を参考にスパン10cm
としてみた
 スケール1:40とすると
幅20cm長さ4mとなる いいところ
10cm刻みに彫刻刀で傷を入れる!
タイトボンドを裏側から
塗りつけの図
ここで隙間にボンドをへらで
刷り込みます
船尾側デッキ 
型紙をはがしているところ
前側(写真右側)は
キットのままの甲板

(以前 木目を再現しようとしたが
気に入らないのでチーク張りにしたんです)

実船の甲板はもっと白っぽい木材です
今回は模型として派手になるように
黒っぽいチーク材を選択しました
甲板を90%張り終えて
ハウスを造ろうと思ったら
煙突の位置がわからない
のでユニットを組み付ける
図面の位置だとバーナーが取り付けづらいので 全体を5mm〜10mm上げることにする
デザイン変更後 デッキ前部が1.5cmほど上がるので問題ないが 図面どうりだと苦しい!
斉藤製作所のボイラーは初期型より4cm長くなっているのでヘラクレスには少しきついようだ
シャフトの芯出し
ついでに舵とサポート部分
も作ってしまう。
ちょっと休憩

模型の例会
に出席したら いい船
がありました。
カルメンIIです
ラジコンにはなってません
スペインの漁船です

はい自分の船を造りましょう
古い材料も利用して
作っている
後ろは新しく書いた
図面!
作っているうちに
細かく仕様変更がある。
いつものことですが・・・


かなり形ができました。
形状・仕上げ・質感など斉藤のキットより
20〜30年前の年代を目指していますが
さあ?

次へつづく(造形物と塗装)