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言語学の論文では、例文を書くことが多いと思います。TeXでは、途中に例文を増やしても、いちいち例文の番号をずらしたり変えたりする必要はありません。TeXが勝手にずらしたり変えたりしてくれるのです。
まず、lingmacros.styを入手して下さい。そして、TeX原稿ファイルの最初の部分に下のように書きます。 |
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\documentclass[a4paper,10pt]{jarticle}
\usepackage{lingmacros}
\title{}
\author{}
\date{}
\pagestyle{plain} |
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これで、例文マクロを使うための下準備はバッチリです。
実際の使い方です。例を下に挙げます。
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\documentclass[a4paper,10pt]{jarticle}
\usepackage{lingmacros}
\pagestyle{plain}
%%%%%% TEXT START %%%%%%
\begin{document}
言語情報処理学の授業について少し教えましょう。授業では、BASIC言語とProlog言語を使います。T岡先生はBASIC、J先生の授業では、Prologを使います。
\enumsentence{a.T岡先生はBASICの申し子だ。}
\eenumsentence{\item[a.]PrologはLinux上で使います。
\item[b.]UNIXのコマンドについての知識が必要です。}
次は、授業を受ける際の若干の注意点です。
\eenumsentence{\item[a.]BASICでは、お酒臭さに耐えましょう。
\item[b.]浪漫カラオケなるものに行く羽目に陥るかもしれません。}
\enumsentence{a.Jは、実は日本語に長けています。}
\end{document} |
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できあがったのは、こちらです。
さて、もうおわかりですね?例文が1つの時には、 |
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例文が複数ある時には、 |
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と書きます。例文の記号(ここではaやb)は他の文字でも良いです(たとえば、1や2)。
よく例を見て、いろいろとやってみて下さい。 |
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