●　TARAKO（タラコ）

19XX年　12月17日、　群馬県生まれ

声優、俳優、シンガー・ソングライター

声優としてのデビュー：
　1981年、アニメ「うる星やつら」幼稚園児役
歌手としてのデビュー：
　1983年、アルバム「とっておきの瞬間」

声優としては、「ちびまる子ちゃん」で一躍、
お茶の間にも知れ渡る。
その特徴的な演技は、原作から更に、
プラスアルファのイメージを作り上げ、
他の誰にもできない”まる子”像を完成させた。

実写版「ちびまる子ちゃん」のなかでも、
そのしゃべり方の影響が感じられる。
「あたしゃー、つかれたよ」の言い回しは有名！

山田康夫さんの「ルパン三世」のルパン役や、
広川太一郎さんの、「ムーミン」のスノーク役
などにも通じるような、役者がキャラを作った好例。

高校時代、フォークソング同好会で活動し、
作詞、作曲、歌も手がけ、後に歌手としてもデビュー。
基本は、アコースティック・ギター弾き語りなど
フォーク色が強いが、アルバムを重ねるごとに、
ヴァリエーションを広げる。

せつない曲調の作品は、特に素晴らしい。
ファンサービスで出したアルバム･･･という企画モノの
意味合いは無く、シンガーソングライターのアルバム。
何年たっても聴ける名盤ぞろい。

オススメのアルバムが、多数あるのですが、
近年、CDの再プレスがされていないので、
中古盤で探さなくてはならないのが、少し残念です。

●　みかん絵日記のおもいで

●　トルバドール音楽事務所　公式プロフィール

• 戦闘メカ・ザブングル（チル）
• ちびまる子ちゃん（まる子）
• まじかるタルるートくん（タル）
• みかん絵日記（みかん）
• ノワール（アルテナ）
• ザ・ジャッジ
  （”ぎるてぃ・おあ・のっと・ぎるてぃ！”ってナレーション）
• 銭形金太郎　（ナレーション）
• クイズ！日本語王　（ナレーション）

• 1983年「とっておきの瞬間」
• 1984年「風がちがう」
• 1985年「告白」
• 1985年「笑わない恋人」
• 1986年「少しだけ愛が足りない」
• 1990年「あなたが大好き」
• 1991年「彼女」
• 1991年「My dear」
• 1993年「天国より高いとこいこうよ」
• 1998年「悲しいほど優しくて（バラードベスト）」

1983

[ とっておきの瞬間 ]

デビュー・アルバム。
オリジナルLP　1983年06月21日。
CD化リリース　1990年12月15日。

”恋する女性の切ない思い”をテーマに
歌詞は、全体的にかわいらしい感じ。

しかしtr3.ではピアノとギターをバックに
「時を戻してあなたを愛したい…」と切なく歌う
この路線こそ、TARAKOさんの泣かせ上手の本領発揮！

「雨の糸を紡いで」…これは名曲です！

1984

[ 風がちがう ]

オリジナルLP　1984年。
CD化リリース　1990年12月15日。

ジャケットは　イルカさんを彷彿させます。

tr１.は、明るくて、かわいらしい
ティーンの”ジェラシー”の歌♪

tr 7.のようなロック色の強い曲も現れる。
tr2. とtr5. は　”TARAKO節”全開の　悲恋モノ。
せつなく訴える…「思い出にしないで」
この1曲、情景と、場景が強烈に頭に浮かぶ…。

1985

[ 告白 ]

デビュー・アルバム。
オリジナルLP　1985年。
CD化リリース　1990年12月15日。

tr3．では「憎めない 恨めない 心の行き場がない」
と凄まじい、出口のない表現…すごいです。

tr4.6.9.は、エレキギターと、 ストリングス系のシンセ音色をフューチャーし、
ライブ向けのアレンジが施されている。

tr8.こそが18番！アコギ弾き語り！！！

1985

[ 笑わない恋人 ]

オリジナルLP　1985年。
CD化リリース　1990年10月2115日。

デビューからのポニーキャニオンから最後のアルバム。
CD化の際には、他のアルバムに先駆けてリリースされた。

トータルのバランスのとれたオススメの一枚。 キャニオン時代で、私がもっともオススメするアルバム。

前向きの歌詞が増えてきてます。
もともとリヴァーブを深くしてますが、
私は、もっと深くかけて聴いてます！

tr7．9.を強くおすすめ。。。

1986

[ 少しだけ愛が足りない ]

キングレコードに移籍し、リリース。
オリジナルLP　1986年。
CD化リリース　1991年02月21日。

少しフォーク色を抑え、ポップなアルバムに。

増崎孝司、松本孝浩という二人の方が
サウンドをサポートしています。

松本孝浩…”あの方（松本孝弘）”とは別人です！

このアルバムのピアノのアレンジが美しい！
tr 6.は、ライブビデオで盛り上がってましたね。

1990/11/21

[ あなたが大好き ]

BMGビクターに移籍し、初のCDリリース。
オリジナルCD　1990年11月21日。

この時期は、「ちびまる子ちゃん」の声で人気急上昇！
その勢いも手伝い、好調なセールスをあげた作品。

しかし話題性だけでなく仕上がりも
最高傑作と呼ぶにふさわしい。
音楽も声優業もイチバンのってらした時期なのでしょう。
「泣き」の曲は健在！ブレないところも魅力です！

トータル・バランスがよいアルバムで、
もしも、最初に買うとしたら、本作品ですね！
初回からＣＤリリースは本作から。（以前はレコード）

1991/06/21

シングル
「愛ってやつかも
しれない」

[ 彼女 ]

「あなたが大好き」好評につき半年後には新作。
オリジナルCD　1991年06月21日。

ジャケットはエッセイ集「ときめきください」から。
この時のテレカ・プレゼント･･･当たりました！

「Bye-bye teen」の続編もあり、バラエティに富む構成。
ロックな曲から始まり、バラードにつながっていく。
…アルバムそのものがステージみたいです。

同時発売のシングル「愛ってやつかも知れない」
のカップリング「リリーメル」はアルバム未収録で、
文化放送「Moonlight抱きしめて」エンディングテーマ。

1991/12/04

シングル
「ふ・わ・ふ・わ」

[ My dear ]

オリジナルCD　1991年12月04日。

製作時期も近いことから、
前２作品と共に三部作ともいえる印象。
ただ、今作のほうが、アクティヴ。
tr 8.　はロックアレンジで”おまつり”してます。

同時発売のシングル「ふ・わ・ふ・わ」
のカップリング曲である「Take it easy」は、
アルバム未収録。

1993/12/21

[ 天国より高いとこいこうよ ]

徳間ジャパンに移籍し、リリース。
オリジナルCD　1993年12月21日。

８曲38分収録というミニアルバム。

といっても完成度は高いです。
レコーディングの時間がとれない程
多忙だったのでしょうか。

私はこのアルバム大好きなのです。
”泣き”路線です。
でも　「これから前を向いて歩いてく」
って感じの歌詞に変化してきたような気がします。

1995/06/25

[ わーいっ ]

TDKコアからリリース。
オリジナルCD　1995年06月25日。

今までのアルバムとは製作意図が異なるアルバム。
シンガーソングライターTARAKOさんではなく、
声優としてのTARAKOさんの企画に近い。

子供に向けた･･･というより、
”子供の気持ち”を歌ったアルバム。
曲のタイトルからも、その感じが伝わってくる。

声優TARAKOさんの”フッキレタ”歌唱が堪能できます！

1998

[ 悲しいほど優しくて ]

新曲「悲しいほど優しくて･･･」を含む
バラード曲を集めたベスト・アルバム。
1998年リリース。

「あなたが大好き」'91
VHS

●　「あなたが大好き」　'91
　 in KUDAN KAIKAN

発売元：　BMGビクター
1991年06月21日発売。VHS、約60分。

1. 笑顔
2. ベストフレンド
3. 泣いてみようか
4. プライド
5. 雨の糸を紡いで
6. 風がちがう
7. Heartache
8. I wish
9. 恋はだまされて
10. ルール
11. あなたが大好き
12. リリーメル（エンディング）

TARAKO (vocal, acoustic guitar)

TRASH:
実山秀一 (drums)
花田徹男 (bass)
金子桜美 (keyboard)
岩尾　徹 (electric guitar)

ゲスト:
五味美保
高山みなみ
菊池正美

ときめきください

[ TARAKO 〜 ときめきください ]

フォト＆エッセイ
廣済堂
1991年4月　税込1.000円

うるうる白書

[ うるうる白書 〜 心のコリをほぐそうよ！ ]

エッセイ
三笠書房
1993年12月　税込1.000円

笑う数ほど福が来る

[ 笑う数ほど福が来る ]

エッセイ
ポリスターブックス / NTT出版
1995年9月　税込1.200円

みかん音楽日記

[ みかん音楽日記 ]

オリジナル・
ドラマシアター
みかん絵日記

[ オリジナル・ドラマシアター　みかん絵日記 ]
幻の第32話「マシュマロ色の思い出」

ヒット曲集

[ まじかる★タルるートくん ヒット曲集 ]

ヒット曲集 II

[ まじかる★タルるートくん ヒット曲集 II ]

歌と音楽集'92

[ まじかる★タルるートくん 歌と音楽集 '92 ]

[ アララの呪文（シングル）
　/　TARAKO with 爆チュー問題 ]

アニメ版、実写版の双方で使われたエンディング曲。
曲にあわせた振り付けもあり、アニメの王道でもある。
爆チュー問題とは、爆笑問題がネズミに扮したキャラ。
「ちびまる子ちゃん」からは、数々の名曲が生まれているが、
覚えやすいメロディと、軽快なリズムで、
「おどるポンポコリン」に次いで有名かもしれない。

[ blanc dans NOIR 〜黒の中の白〜 ]

このアルバムは、番組のBGM集集ではなく、
それぞれのキャラをテーマに、出演者たちが歌う企画盤。
TARAKOさんは、アルテナ役として参加。

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