【最高機密】ウルセンジャー極秘設定資料
本作は、音楽ボランティア『ウルセンジャー』をモチーフにした、AIと共に紡ぐ架空のSF音楽戦隊小説です
隊長日誌はこちら
https://www.c-able.ne.jp/~y-info/blog.html
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グランディオーソ上級使い
山陰西部方面軍・守護神
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マエストロ中級使い
山陰西部方面軍・第一軍団・軍団長
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ジョコーソ初級使い
山陰西部方面軍・第一混成サックス遊撃隊・隊長
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地方採用の音響士たち
国立音響防衛隊山陰支部
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グラーヴェ軍曹
益田音響団・団長
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地元ボランティアの団員たち
益田音響団
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神獣・カプリッチョ
津和野大明神の名代・神撃のカプリレンジャー
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アラクネ
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍・司令官
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副官・カリストス
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍
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副官・メリッサ
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍
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親衛隊
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍
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重装歩兵
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍
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抜刀隊
土蜘蛛軍団・山陰方面遠征軍
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土蜘蛛
土蜘蛛軍団・総帥
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バー・レギオンのマスター
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コン・ブリオ中級使い
広島方面軍第3軍団・軍団長
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スカーレット特級使い
国立音響防衛隊のエース
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ミスミ情報士
山陰沿岸方面軍
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ハマダ軍曹
山陰沿岸方面軍・第一トランペット遊撃隊・隊長
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濡れ女
浜田沿岸守護衆・若頭
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ミズチ
秋芳洞に棲まう静寂の神
◆国立音響防衛隊山陰支部
レッド隊長(初級トランペット使い)
口癖:「何とかなるさ」
口調:普通。
概略:国立音響防衛隊士官。山陰西部方面第一遊撃トランペット隊隊長。柔軟な発想で部隊を導く若き隊長。
母・スカーレットの死を受け止められず、特級使いが派遣されない北方戦線へと逃れる。そこには母の影はなく、士官学校時代のように「スカーレットの息子」としてではなく、レッド本人を見てくれる仲間たちがいた。
北方戦線で居場所を見つけ、仲間たちとの出会いを通じて、一人の隊長として成長していく。
小心者な一面を隠すために見せるハッタリや軽口、部下への演説には、北方戦線で出会ったマエストロの影響が色濃く表れている。
リアルダ情報士
口癖:「音術師様は国家の財産です」
口調:優しい女の子の話し方。
概略:国立音響防衛隊山陰支部所属の情報士。ボーイッシュな見た目に、褐色の肌と華奢な体格が特徴。奨学金免除の期間雇用で勤務している。
天然な性格だが、仕事は一流。隊員たちからの信頼も厚い。
本部から派遣されたレッドを「レッド様」と呼び敬っているが、恋愛感情はない。
本部から派遣される音術師(資格持ち)のサポートを担当し、戦場では常に士官と行動。敵の情報収集や弱点・隙の発見、弾道計算などを行い、前線を支える危険な任務を担う。
マエストロからレッドへ渡される士官教材を管理しており、中に紛れ込んでいる金髪写真集を勝手に処分するのが日課。そのため、マエストロのことは「ロクデナシ」だと思っている。
カンタービレ軍曹(音響士)
口癖:「その楽観的な考え方は感心しませんわ」
口調:「~ですわ」「~ではなくて?」
概略:山陰西部方面第一遊撃トランペット隊所属。左翼パートリーダーとして、教範と豊富な経験を生かし、左翼を支える副官。
知的で冷静な性格で、教範を重視する現実派。一方で面倒見が良く、部下を気遣う頼れるお姉さんでもある。
凛とした雰囲気を持ち、きっちりと整えたショートカットが特徴。
山陰西部方面第一遊撃トランペット隊
運動会の会戦以降、子供たちから**「ウルセンジャー」**の愛称で親しまれるようになる。
パート構成
ファースト:メロディー・指揮
セカンド:ハーモニーの要
サード:音の土台・パワー・機動力
負傷者が出た場合は、臨機応変にパートを変更し、音圧による弾幕を維持する。
◆右翼(レッド隊)
レッド隊長
隊長兼パートリーダー。(ファースト)
リアルダ情報士(女)
戦力分析・通信・索敵を担当。
アクセント(男)
熱血漢。一番声が大きく、突撃役を務める。(セカンド/サード)
スタッカート(男)
「〇〇っス!」が口癖のお調子者。部隊のムードメーカー。(サード)
ペザンテ(男)
無口で力持ち。食べることが好き。(セカンド/サード)
ブリランテ(女)
一人称は「僕」。レッドを「隊長様」と呼び、尊敬する元気な後輩。(ファースト)
◆左翼(カンタービレ隊)
カンタービレ軍曹(女)
左翼パートリーダー。知的で頼れるお姉さん。教範を重視し、部下の教育係を務める。(ファースト)
ソステヌート(男)
真面目で教範を熟知した優等生。カンタービレの右腕。(ファースト/セカンド)
レガート(男)
優しく聞き上手な調整役。(セカンド)
エネルジコ(男)
行動力抜群の体育会系。(サード)
ドルチェ(女)
おっとりした癒やし担当。お菓子作りが趣味で、やわらかな音色を奏でる。(サード)
グラヴィオーソ(女)
クールな美人で毒舌家。音響弾の名手であり、狙撃を担当する。(ファースト/セカンド)
部隊の雰囲気
レッド隊
勢い
明るさ
現場判断
カンタービレ隊
規律
冷静
教範重視
グランディオーソ(上級チューバ使い)
口癖:「誰が小学生じゃー!」「生きて帰るまでが運動会(遠足)じゃ。」
口調:「ワシは」「そうじゃ」など、お年寄りらしい話し方。
概略:国立音響防衛隊士官。山陰西部方面軍の守護神と称される上級チューバ使い。隊員たちからは「グラン閣下」と呼ばれ、北方戦線では頼れるおばあちゃんのような存在として慕われている。
年齢や見た目について言われたり、「子ども扱いされた」と感じたりすると、問答無用で相手をぶっ飛ばす。
フォルテ司令官とは同期と思われる。
マエストロ(中級サックス使い)
口癖:「恐怖を笑い飛ばせ」
口調:普段は軽い話し方。敵になめられないため、味方を鼓舞するため、戦場では泥臭くシリアスで少しキザなブラックユーモアを交えた口調になる。アメリカ戦争映画の上官のように、場を乗り切るためのハッタリも得意。
概略:国立音響防衛隊士官。山陰西部方面第一軍団長。北方戦線歴10年を誇るベテラン指揮官で、部下たちからは「軍団長」と呼ばれている。甘いマスクのホストのような見た目をしており、レッドにとっては兄貴分のような存在。
「士官は部下を無駄死にさせるな。だが、犠牲をゼロにはできない。」という厳しい現実を教え、士官としての立ち回りや戦陣訓、さらには金髪写真集まで、レッドに叩き込んだ人物。
女性にはだらしない一面があるものの、戦場では味方を鼓舞し、的確な判断で戦局を動かす優秀な指揮官として絶大な信頼を集めている。
リアルダ情報士からは、「レッドに悪いことを教えるロクデナシ」として要注意人物扱いされている。
ジョコーソとは恋人関係。
ジョコーソ(初級サックス使い)
口調:「ワーッハッハ」と豪快に笑う。トランペット遊撃隊の隊員たちやレッドには、「どうした、少年?」と声をかけるような、姉御肌でさばさばした話し方。恋人のことは「マエストロ」と呼ぶ。
概略:国立音響防衛隊士官。山陰西部方面第一軍団・第一混成サックス遊撃隊長。
レギオン戦では、高音・中音・低音の各パートに穴が空いた際、ただちにその場所を補う後方予備隊の責任者を務める。
豪快で頼れる姉御肌だが、恋人であるマエストロの浮気性には頭を悩ませている。普段はさばさばしているものの、キレると非常に怖い。
音響士たち
概略:国立音響防衛隊山陰支部所属。地元で採用された若者たちを中心に編成されている。
北方戦線の主役であり主力を担う存在で、地域を守る最前線の戦力として日々戦っている。
グラーヴェ軍曹
口癖:「命は有効に使え。」
口調:鬼軍曹のような厳しい話し方。
概略:益田音響団団長。見た目は非常にいかつく、思ったことをはっきり口にする現実主義者。
冷静な判断力を持ち、厳しく部下を鍛える一方で、誰よりも部下を思いやる人物。その人柄から団員たちに厚く慕われている。
音響団のみなさん
概略:郷土を守る志で集まった演奏家たち。農業や漁業、商店など、時間に融通が利く職業に就く人が多く、本業と両立しながら活動する兼業のボランティアである。
消防団のような立ち位置で地域防衛を支え、補助兵として音響士や音術師と連携しながら郷土を守っている。
コン・ブリオ(中級フルート使い)
口癖:「ふふっ」
概略:国立音響防衛隊士官。広島西部方面第3軍団長。士官学校首席。士官学校在学中に中級認定試験へ合格した特例卒業者。レッドとは同期であり親友。
士官学校の卒業試験では、混成五重奏を組んだレッドが、乱入してきた高ランク怪人へ放った一音を今でも忘れていない。
レッドの母であり、防衛隊のエースだった故・スカーレットを妄信的に尊敬しており、「スカーレット様」と呼んでいる。
レッドが母の死をきっかけに自暴自棄となり、過酷な北方戦線へ志願したのではないかと心配している。
口数は少なく穏やかな性格。フルートの音で敵の防御弾幕の隙を見つけ、味方の音響弾を誘導するほか、音響弾の弾道を自在に操作する能力を持つ。
◆防衛隊・親族・関係者
(故)スカーレット(特級打楽器使い)
口癖:「ウフフっ」「何事も良い加減ですね」
口調:赤ちゃんに話しかけるような柔和な話し方。レッドを「私のかわい子ちゃん」と呼ぶ。
必殺技:烈陽鳳凰・連撃陣(れつようほうおう・れんげきじん)
天照大神から授かった「陽(鳳凰)」の力を解放する奥義。
概略:国立音響防衛隊のエースであり、「長州の虎」と恐れられた伝説の特級音術師。神にも届くほどの音響弾で、誰よりも多くの隊員を守り、誰よりも多くの敵を倒した英雄として知られる。全国の太平洋ベルト地帯を救援で転戦し、命を救われた隊員たちからは「スカーレット様」と深く敬われている。
病をおしてなお前線に立ち続け、味方の撤退を援護する中で戦死した。
父親のいない一人息子・レッドを溺愛しており、京都の名門・轟雷流へは「私のかわい子ちゃんをよろしく」と戦友で師範のシルキーに笑顔で頼み込み、国立音響士官学校へは「私のかわい子ちゃんが落ちたら、私、悲しくて、この職場やめちゃうかも~」と同僚のフォルテ教官に笑顔でお願いして入学を実現させた。
その結果、凡人だったレッドは名門やエリートたちの中へ飛び込むこととなり、数々の苦労を背負うきっかけを作った張本人でもある。
◆隊長日誌、時系列まとめ
0歳~12歳(小学生)
山口県防府市の実家で育つ。
唯一の肉親である母・スカーレットは全国への出張が多く、幼い頃からカギっ子として過ごすことが多かった。
ある日、スカーレットのドラム修理で立ち寄った楽器店で、ショーケースに飾られたキラキラと輝く「Bach 180SP」に見とれていると、その場で母が購入してプレゼントしてくれたことをきっかけに、トランペットの道を歩み始める。
13歳~18歳(中学生・高校生)
「トランペットならここね♪」という母の勧めで、母の戦友・シルキーが師範を務める京都の名門・轟雷流へ音楽留学。寮生活を送りながら腕を磨く。
全国から集まるエリートたちに囲まれ、凡人だったレッドは挫折と劣等感に苦しみ、少しずつ自分を見失っていく。
一方、全国を救援で転戦するスカーレットは京都へ立ち寄ることも多く、そのたびに息子へ笑顔を向ける。その期待に応えたいという思いから、「もう僕、やっていけないよ」と打ち明けることができず、苦しみを抱えたまま日々を過ごしていく。
19歳~22歳(士官学校)
母・スカーレットに手を引かれて入学式へ向かう。しかし、将来有望な音術師の芽を摘むため、悪の皆さんが学園を奇襲する。
混乱する学園内で、同行していたスカーレットは何事もなかったかのように敵を片付け、「悪のみなさんもお祝いに来てくれたのね」と微笑む。その圧倒的な実力に、周囲は驚愕する。
その後、「あなたにはこっちの方がいいわね」と、これまで使っていたBach 180SPより扱いやすいニューヨークモデルをプレゼントされる。
東京での学園生活は寮生活。レッドは自分なりに精一杯努力するものの、全国から集まった選りすぐりのエリートたちの中では、周囲から「努力が足りない」と見られてしまう。
一方で、防衛隊の英雄である母・スカーレットの存在はあまりにも大きく、教官たちは期待を込めて下駄を履かせ、同期たちも「英雄の息子」として自然に仲間として受け入れる。
だからこそレッドは、「自分は親の光を反射しているだけではないか」「自分はなぜここにいるのだろう」と悩み続ける。
四年生になると、学年対抗レギオン戦が開催される。優勝した四年生チームには、教官チームとのエキシビション・レギオン戦が与えられる。
偶然、定期検査のため隣接する附属病院を訪れていたスカーレットは、「ウフフっ、フェアじゃないわね」と笑いながら四年生チームへ参加。
スカーレットが放った神の一音は、上級使いで編成された教官チームの防御弾幕のわずかな隙を貫き、音圧を溜めていたフォルテ教官へ直撃。教官チームは敗れ、四年生チームが勝利する。その光景に、会場中が驚愕した。
卒業式前に行われた卒業試験では、同期のコンブリオと混成五重奏を結成し、一人の教官を相手に戦う。コンブリオはスカーレットを盲目的に崇拝しているが、レッドのことは心から親友だと思っている。
試験中、生徒に化けた悪の皆さんが奇襲を仕掛ける。不意打ちを受け、教官たちは次々と倒れていく。
ただ一人、音圧を溜め続けていたフォルテ教官は、「お前たち! 時間を稼げ!」とレッドたちへ命じる。
レッドたちは必死に時間を稼ぎ、その戦いの中でレッドが放った音響弾が、本来なら届くはずのない上位ランクの怪人へ届く。
最後はフォルテ教官の活躍により、悪の皆さんの襲撃は失敗に終わる。
卒業式では、首席のコンブリオが卒業生代表として卒業証書を受け取る。
レッドは、自力で卒業できた喜びに胸をいっぱいにし、式の途中で通信室へ駆け込む。最前線にいる母へ連絡を取ってもらうためだった。
しかし、無機質なノイズ混じりの通信から伝えられたのは、母・スカーレット戦死の報だった。
23歳~(山陰支部)
4月上旬。
士官学校を卒業し、母・スカーレットの葬儀を終えるが、その死を受け入れられず、特級使いが派遣されることも、その噂もない北方戦線を志願。
逃げるように国立音響防衛隊山陰支部へ赴任し、山陰西部方面第一軍団・第一トランペット遊撃隊隊長に着任する。
着任後は、匹見で孤立した音響団救出のため、カンタービレ軍曹の反対を押し切って出撃。音響団と第一トランペット遊撃隊の連携により、Bランク怪人・ラミアを奇跡的に撃破する。
4月中旬。
個の戦いから集の戦いへ意識を切り替えるため、マウスピースを新調しに広島ヤマハを訪れる。
そこで士官学校時代の同期であるコン・ブリオと運命的な再会を果たす。その後、Bランクに迫るCランク怪人と会敵するが、コン・ブリオとの連携により撃破する。
4月下旬。
益田小学校へ悪の大軍勢が集結したとの報を受け、第一トランペット遊撃隊は山陰西部方面第一軍団レギオンの両翼へ編入される。アラクネ率いる山陰遠征軍との激戦の末、敵軍を撤退へ追い込み、救出した子どもたちから「ウルセンジャー」の愛称を贈られる。
会戦後は「命令」という形で休養を命じられ、匹見温泉へ赴く。そこで神秘的な雰囲気をまとった一人の女性と出会うが、それが夢だったのか幻だったのかは分からなかった。
その後、運動会の会戦で助太刀を受けた津和野大明神の名代へ礼詣りを行う。本来であれば討伐対象となる神獣であったが、子どもたちの笑顔を守る存在であることから、敵ではないと判断する。
5月上旬。
マエストロ軍団長の招集を受け、夜間訓練に参加。市街地における対人戦闘訓練を徹底的に叩き込まれる。
5月下旬。
山陰沿岸方面第一トランペット遊撃隊との合同訓練のため浜田駐屯地へ赴く。
浜を守る土地神の眷属・濡れ女率いる浜田沿岸守護衆と交戦し、海戦に苦戦するも、突如現れた「神撃のカプリレンジャー」の介入により危機を脱し、合同訓練を終える。
6月上旬。
秋芳洞に怒りとともに顕現したAランク土地神「ミズチ」。
山口北部方面軍の要請を受け、グラン閣下率いる第一トランペット遊撃隊が出動。
グラン閣下の援護のもと、遊撃隊が秋芳洞内の反響を調律し、全員のハーモニーでレッドの一音をミズチへ届けることで、その怒りを鎮めた。
◆悪のみなさん
土蜘蛛軍団
本拠地は京都。全国展開し、海外からも人材を集めるグローバルな組織。
土蜘蛛軍団山陰遠征軍
山陰地方の防衛隊の数を減らし、蜘蛛の糸(ディスコード・ネット)を拡散するのが目的。
親衛隊・戦闘部隊・衛生班・補給班・保育係(資格持ちあり)と組織的。レギオン戦を仕掛けてくる。
ギリシャ出身の司令官アラクネの趣向で、古代ギリシャ軍の兵装。
土蜘蛛
Sランク以上。人口調律を司る土地神。土蜘蛛軍団総司令。歴史の闇に葬り去られた『まつろわぬ民(朝廷に従わなかった民)』の怨念の集合体。大和朝廷の末裔である日本人への復讐の為、見えない蜘蛛の糸(ディスコード・ネット)を張り巡らせ、人々を精神的に不安定にさせ、少子化による人口減少でゆるやかに絶滅させようと企むとても恐ろしい敵。優雅な佇まいで、手のひらから無数の硬質化した糸(さらに多弾頭化)を放出し波状攻撃をしてくる。グラマラスで妖艶な美女に擬態している。
口調:平安貴族。「わらわ」「~ぞえ」。
アラクネ
Bランク。土蜘蛛軍団・山陰遠征軍司令官。ギリシャ出身。戦術家。「蜘蛛は。追いかけません。待つのです。」が座右の銘。レギオンのアラクネとの異名を持つ。苦労の絶えない中間管理職。
漆黒の戦装束。 胸元を大胆に開いたギリシャ風の装い。 長い栗色の髪。 エキゾチックな顔立ち。 そして、印象的なドミノマスク。 背中には蜘蛛の脚を思わせる黒い装具。
口調:普通。「~ですわ」。感情的になると「ムキー!」と叫ぶ、部下に八つ当たりする。
カプリッチョ
Sランク。神獣。津和野大明神お稲荷様の名代。自由人。誰の言う事も聞かない。子分がたくさんいる。
口調:一人称はウチ。語尾にコンをつける事がある。
濡れ女
浜田沿岸守護衆、若頭。
浜田の海を守る土地神の眷属。礼儀正しい格式の高い淑女。
【悪のみなさん】
日本には、八百万(やおろず)の神がいる。
その中には、社会の発展や人口増加を疎む神も存在した。
その使命を帯びて天国から降臨する闇の勢力、それが「悪のみなさん」。
一匹狼から大規模な軍団まで、その姿は怪人から“もののけ”まで多岐にわたる。
近接型は鋭い爪や武器、遠距離型は不協和音の音響弾で攻撃を仕掛ける。
その脅威は、強さではなく「危険度ランク」で分類されている。
【Dランク】:警戒を要する存在。戦闘員・配下・手下など。
【Cランク】:限定的な脅威。小規模勢力をまとめる力。
【Bランク】:局地的だが強力な脅威。大規模勢力をまとめる力。
【Aランク】:広域的な大厄災の可能性。
【Sランク】:国家・大陸規模の脅威。
【神獣】:神の使命を帯びた、高ランクのもののけ。
彼らの主戦場は、幼稚園や保育園、児童館。
子供の心に巣くい、あの恐怖の『イヤイヤ期』を引き起こす精神攻撃を仕掛ける。
だが、彼らが人質の子供を物理的に傷つけることは絶対にない。
子供の心こそが、彼らのエネルギー源(依り代)だからである。
そのため、子供をあやす彼らの姿は、まるで保育士のよう。
Bランク以上になると神格を帯び始め、Sランクへ至った個体は神となる。
もはや依り代となる子供を必要とせず単独で現れ、大人の心をも侵食していく。
ランクが高くなるほど「集」よりも「個」を好む。
神格が高まるほど怪人は"個"として完成し、他者と歩調を合わせなくなる。
ゆえに軍団を率いるのは、統率力に優れたBランク怪人が最も適している。
唯一、「土蜘蛛」だけは無数の怨念の集合体であるがゆえに、「個」でありながら「集」でもあり、神でありながら軍団を統べることができる。
【国立音響防衛士官学校】
国立音響防衛士官学校(アカデミー・オブ・レゾナンス)。
「好き嫌い」「片付け拒否」「夜更かし」……。
子供たちの笑顔を奪う『イヤイヤ期』をはじめとした精神被害は、いまや国家の危機。
既存の警察や自衛隊の音楽隊では、多様化する「悪のみなさん」の精神汚染には対処不可能。
この未曽有の事態に政府が動いた。
悪の旋律から未来を死守すべく、政府直轄の音楽防衛組織を設立。
その最前線、国立音響防衛隊の精鋭幹部を養成する超エリート校。
そこでは、極限の演奏技術と音響戦闘術のすべてが叩き込まれる。
卒業生は『初級使い以上』の資格を拝命。
即座に前線へと赴き、部下の命を預かる指揮官となる。
国家資格・音術師の階級制度は以下の通り。
【初級使い(現場の防衛線)】:卒業と同時に与えられる資格。現場の小隊長として最前線を死守。
【中級使い(戦術の要)】:指揮官。実戦経験を積んだ戦闘のプロ。戦況を一変させる一撃を放つ。
【上級・特級使い(防衛隊の切り札)】:数えるほどしか存在しない生きた伝説。単騎で戦況をひっくり返す。
【戦闘システム】
【第1条】戦力定義と絶対法則
敵の物理攻撃は喰らうが、こちらの物理攻撃は一切通用しない。
生の楽器が放つ『音響攻撃(ソニック・ドライブ)』のみが、奴らの精神コアを破壊する唯一の兵器。
【第2条】音響アンサンブル(三位一体戦術)
吹奏楽系兵器の特性を理解し、完璧な役割連携(ロール)を構築せよ。
低音楽器・打楽器(面制圧):範囲は極大。広域の『音響防壁』で前線の被弾を防ぐ。
中音楽器(万能遊撃):攻守のバランスが至高。戦場を立ち回り、戦況を支配する。
高音楽器(一撃必殺):威力は特大。低中音が作った隙に、敵の脳天へ主砲をぶちかます。
【第3条】脅威度識別と戦術的休符
低ランクが束になっても高ランクには絶対に勝てない、絶望的な断層が存在する。
格上のバケモノが現れた場合は、上級・特級使いの救援を待つか、潔く、血の涙を流して撤退せよ。
【第4条】調律(Hz)と選曲
敵の弱点周波数を貫くため、会敵前のミリ単位の音合わせは必須。狂いは即、自爆を意味する。
子供たちの魂が最も美しく共鳴する『選曲』を選び、内側から悪を引き剥がせ。
防衛の基本は、中・遠距離の間合いの維持。すべては、子供たちの未来のために。
【防衛プロセス】
地方の最前線を支える実践部隊。
【音響士(現場の主力)】地方採用の叩き上げの戦士たち。音術師に比べ戦闘能力は劣るが、地域を知り尽くし泥臭く現場を死守する主戦力。
【音響団(地元愛の防衛線)】民間ボランティアによる音楽の消防団。普段は各自の生活を送りつつ、有事には楽器を手に立ち上がる地域愛好家。
【情報武官 / 情報士(戦場の目と耳)】本部付けを「情報武官」、地方組織付けを「情報士」と呼ぶ。戦闘の真っ只中に潜入し、敵の正確な数や危険度、弱点周波数を弾き出して前線へ進言する。
【補給班】消耗するエネルギーや楽器のメンテナンス資材、リード、オイルなどを、弾雨の飛び交う最前線へ届ける。
【治療班】敵の精神攻撃によって心身ともに傷ついた同胞を、独自の音楽療法や応急処置で癒やす衛生部隊。
作戦展開の3ステップ。
ステップ①:地域防衛(ファーストコンタクト)
敵の急襲に対し、最初に現地の【音響士】と【音響団】が急行。低音・打楽器で広域の『音響防壁』を展開し、子供たちを守りながら時間を稼ぐ。
ステップ②:限界突破と応援要請
対処不可と判断した瞬間、即座に本部へ「音術師の応援」を要請。同時に【情報士】が敵のデータを収集し、補給・治療班との調整を開始する。
ステップ③:音術師の強襲
要請を受けた音術師は、情報士が進言する有効周波数を叩き込みながら防衛線へ突入。主砲をぶちかまして戦局を突破する。
大編成会戦(シンフォニック・レギオン)
軍団対軍団の正面衝突プロセス
【第1条】会戦の発生理由
お互いの目的は「敵の数を徹底的に減らすこと」であり、利害が完全に一致。
小細工なしの大規模な正面衝突へと発展する。
【第2条】軍団編成と戦列配置(大合奏の布陣)
軍団を一つの巨大な楽器として機能させ、敵を圧倒する戦列を構築せよ。
【前面】軽奏歩兵隊/散兵部隊(フルート・クラリネット等)
遠距離から高速連符による弾幕を展開し、敵前衛を削る。敵主力の突撃直前に左右へ素早く散会し、側面からクロスファイアーを形成して敵の隊列を乱す。
【中面】重奏歩兵隊/前線維持部隊(トロンボーン・ホルン・ユーフォ等)
防衛隊の背骨となる主力部隊。散兵部隊が左右へ展開した後、重厚な和声(ハーモニー)を響かせ、敵主力の突撃を真正面から受け止める。
【後方】重奏予備兵隊/予備戦力(トロンボーン・ホルン・ユーフォ等)
前線の損耗や突破口に即応する増援部隊。必要に応じて前線へ投入され、崩れかけた戦列を立て直し、防衛線を維持する。
【後方】混成サックス遊撃隊/機動予備隊(ソプラノ・アルト・テナー・バリトンサックス) 戦況に応じて機動する万能部隊。前線の戦力不足を補い、防壁部隊の支援、側面援護、敵遊撃隊への迎撃など、あらゆる局面へ柔軟に投入される防衛隊の切り札。
【後方】重奏防壁兵隊/防弾部隊(チューバ・ドラムセット等)
重低音と規則正しいリズムで広域の「音響防壁」を展開する防御部隊。敵の音響攻撃を減衰させ、味方全体を守る巨大な盾となる。
【両翼】機動遊撃隊(トランペット隊)
圧倒的な機動力を活かして敵側面へ回り込み、敵遊撃隊を撃退するとともに、敵司令部への奇襲を敢行する。敵総大将に最高音域の主砲を叩き込み、一撃で指揮系統を破壊することを主任務とする。
【第3条】戦列交代時の間合いの維持
散兵部隊が退き、中面部隊が出る瞬間の「音の切れ目(休符)」を狙われるな。
全員の息を合わせ、シームレスに音響を繋ぎ続けよ。
【最終条】指揮官の覚悟
この戦術は、誰一人としてサボることは許されない。
万の音術使いの命、そして背負う五線譜の重さを自覚し、全員生きてこのステージを完遂せよ。



北方戦線
北方戦線における、地理的断層と防衛の現実。
【第1条】北方戦線の定義と絶望の地理的断層
我が国における「北方戦線」とは、北陸、山陰、出羽、東北など日本海側の広大なエリアの総称。
人口が密集する太平洋ベルト地帯に対し、地理的に「北」に位置するすべての防衛線を指す。
この地こそが、我が音響防衛隊において「最も戦死者が多い地獄」である。
【第2条】国家戦略の歪みと戦力不足の現実
絶対数が少ない最高戦力「特級使い」は、国家の中枢である太平洋ベルト地帯に集中配属されている。
しかし、その中枢を底から支えているのは、他ならぬこの広大な「北方地帯」。
それほど重要な土地でありながら即応戦力は限られており、エリアの広大さゆえに増援が間に合わない事態が多々発生している。
【第3条】小細工抜きの大人数会戦(シンフォニック・レギオン)
戦力が手薄な広域防衛線を、敵が見落とすはずがない。
「互いの数を徹底的に減らす」という利害が正面から合致した結果、北方戦線では大規模な「大編成会戦」へと発展することが極めて多い。
大編成会戦において、誰一人としてサボることは許されない。
低音が響かねば高音は死に、木管が削らねば金管は押し潰される。
特級使いの盾がない北方戦線で頼れるのは、泥まみれで楽器を温め合った同期の絆と、己が背負う五線譜の重さのみ。
生きて、泥臭く音響弾をぶち鳴らし、必ず全員で戻ってこい。
山陰支部組織まとめ
山陰支部本部:出雲市(神在月の地・山陰支部の司令部)
西部方面:益田・浜田方面:山岳・中山間地域。長距離機動が主任務。
中央方面:出雲・松江方面:神域防衛。支部最大戦力を配置
東部方面:米子・倉吉・鳥取方面(鳥取県全域):砂丘・平野部防衛。高速展開が得意。
沿岸方面:日本海沿岸:港湾・海上侵攻への即応。
支部長:リゾルート支部長(山陰支部長・歴戦の現場指揮官)
山陰西部方面第一遊撃トランペット隊(益田駐屯地・レッド着任)
山陰中央方面第二遊撃ホルン隊
山陰東部方面第一遊撃サクソフォン隊
山陰沿岸方面第一トランペット隊などがある。






















