「山口砂金研究会」

2001年北海道砂金掘り旅行について

2001年夏、山口砂金研究会会員4名は道内各地で砂金を掘りながら約1ヶ月間過ごした。

                                                                                          
今回の旅をした会員です。 7月○日 舞鶴から小樽までフェリーで移動。小樽上陸後、道南知内町を目指す。事前の調査により、大 千軒岳に源を発する知内川には大粒の砂金がとれるという情報が。余談ですが、知内町はあの北島三郎のふるさとです。
いただいたカードです。 まずは地元での情報収集。知内町教育委員会に行き、教育次長さんに面会。情報を得ようとしたがあまり 砂金には詳しくない様子。知内町作成の砂金しおりをい ただいてここを後にする。この日はここまで。
砂金掘りの様子です。                                            町内のバンガローに泊まり、次の日の作戦を練る。管理人のおばさんが非常に親切で自家製の野菜や漬け 物をいただく。翌日は朝から地図を片手に大千軒岳に向 かう道を行く。知内川にかかる大きな橋の近くに川原に下りる道が。すかさずその道を行き川原にて北海道初のパンニング。しかし、この時点で砂金に関する知 識はほとんどなし。寄せ場や岩盤という言葉さえ知らなかったので当然成果なし。すぐさまここを後にして一路大千軒岳に向かう知内川沿いの道を。途中で川原 におりると釣り人の姿が。砂金の話をするが情報は得られず。熊も怖いので、これ以上上流は危険と判断。今日はここまでにしようと来た道を戻る。来るときに 川原に下りた橋に近づいたとき、川の中に人影2つ。とっさに「ピン!!!」ときた。Uターン後、川原におり、砂金を掘っているのはわかっていたが「こんに ちはぁ〜〜。何をしているんですかぁ」と少々白々しいあいさつ。相手の方は非常に親切そうな方。「砂金を掘っています。」「実は私も山口県から来て砂金を 掘ろうと思っているのですが、どこに砂金があるかわからなくて・・・砂金とれました?」「少しだけどとれましたよ。」と、とれた砂金を見せていただいた。 量的には少なかったものの、確かに砂金。この方に砂金についていろいろ教えていただいた。この方、お名前を聞き忘れたが、知内小学校の先生ということでし た。縁とは不思議なもので、この方とは約10日後、道北で再会することになる。この日はここまで。砂金のとれる場所を確認してバンガローへ。心はうきう き。翌朝、荷物をまとめて昨日の川原へ。今思えば、この川原は川底に岩盤が露出している理想的な場所。すぐさま、少し前に「北海道砂金史研究会」の方が流 し堀をしたという後を掘ってみる。この時点ではまだネコ板を持っていなかったのでゴールドパンのみで砂金を探した。2時間ぐらいであろうか、量的には少な かったが当年初の砂金と合ってかなり満足。ちなみに、他の会員達はそばの川で魚釣り。昨日の釣り人に得た情報は間違いなかった。
今金での様子です。 7月○日。次の目的地は今金町。砂金サイト「北海道の砂金掘り」で知り合ったmorimoriさんに 教えていただいた手書きの地図のみを頼りに今金へ。こ の今金で何とか目的の川に到達するが、ここには先客が。札幌から来たIさんです。非常に穏和な感じの男性でした。このときに男性が使っていたのが「ネコ 板」やカッチャ。初めてみるこの道具についてや、早速この方から砂金掘りについていろいろな場をお聞きしました。ネコ板について、知内川やこれから行く予 定だった浜頓別町ウソタンナイ川、大樹町歴舟川、そして夕張市白金川。ここでの情報はその後の活動に対して非常に役に立った。さて、今金での砂金掘りにつ いては、残念ながら小さなものが少量とれただけであった。ここでの砂金は、本当に小さくて、小さくて。後日、山口県に戻ってからメールを開くとそこには morimoriさんからの地図に関する説明が・・・。時既に遅し。その後、その場所でmorimoriさんのアドバイスに従って掘った人は成果が出たそ うです。ぜひリベンジをしたい場所です。
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